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★「うる星やつら Only You」
 小学生のとき、テレビで初めて観たのですが、子ども心に一番記憶に残ったのはやっぱりキスシーンでしたねー。「あれはしたのかしら?する寸前だったのかしら?」とかかなりドキドキしたことを覚えています。昔っからゲロ甘大好きっ子でしたから。
 今になって見返すと、「ラムのバラード」をBGMにラムちゃんが物思いにふけるシーンって、すっっっごい絵が美しいですね!後半の、ラムちゃんが式場に突入してダーリンをさらっていく辺りの絵は、せっかくのクライマックスなのに絵があんまり好きではないですー。とほほ。泣いてるダーリンの顔が可愛くもかっこよくもないし(汗)、ラムちゃんの唇がやたら紅いのがイヤ(滝汗)。ケバイっすよ(T_T)。

★「うる星やつら2 Beautiful Dreamer」
 これもキスシーンですね!またもや寸止め(汗)。焦らすなぁ、もーっ^_^;
 給湯室で自分の夢を語るラムちゃんも良かったですね。ただ、あの言葉の中に女友達が出てこないのが、ちょっと気になりますが…。同性の友達がいないってーのはちょっと人としてどーかなという気がしますが(汗)。
 ダーリンの「お兄ちゃんはね…」の名台詞、格好いいとは思うし、奥の深い台詞だなぁとも思います。が、17歳の高校生が言う言葉じゃないよな(汗)。頭いいってより、悟りすぎてて可愛げがないなーなんて、今は思います。
 ラムちゃんの「責任とってね」って台詞。中学生の頃に買ったカタイ同人誌の中で(お気に入りの一冊なのだ♪)、どういう気持ちをこめてラムちゃんがその言葉をダーリンに対して言ったのか、その書き手さんなりの解説がなされていて、その解釈がものすごく気に入っています。ここでその文を引用することはできませんが。その同人誌の影響もあって、「責任とってね」は好きな台詞です。

★「うる星やつら3 Remember My Love」
 初めて映画館で観たうる星映画です。同時上映が近藤真彦(若い方々へ…当時のジャニーズ事務所のトップアイドルです。)と中森明菜(若い方々へ…当時の女性トップアイドルで、近藤真彦と噂になっていたのです。)の共演映画「愛、旅立ち」だった上に、街中の映画館に連れて行ってもらったため観客が劇場から溢れ返っていたのが非常に記憶に残っています。また、うる星のグッズを売っているのを初めて見て、ポスターとバッヂを買ってもらいました。どちらも、今も部屋に飾ってあります。
 内容ですが、これはゲロ甘ポイント一杯!まず絵が可愛い!森山さん&土器手さんの絵が大好きなんで。
 始めの方の2人で下校中のシーンから、もうゲロ甘です。「一緒に帰る」…これだけでも十分甘い。このシーン、ガールハントしないし。本当に2人っきりで、何か自然で…v羨ましいーーーーっっっ!!!甘えるラムちゃんといい、普通に答えるダーリンといい、「一緒にいるのが当たり前」「毎日一緒に帰ってます」って感じでどきどきです。
 OPのアニメ大好きv西島さん最高ー!
 遊園地でデートってのもお約束ですよねー。ジェットコースターでキャーキャー叫んで抱きつく、お化け屋敷でキャーキャー叫んで抱きつく、ミラーハウスで迷子になっちゃって拗ねる、観覧車の中で2人きり(ムードが盛り上がってちゅうとかね・笑)等々ゲロ甘シーンを作るには最高のデートスポット!綿菓子食べてるラムちゃんの激プリティなことっvvラブリーvv
 カバになってしまって寝ているダーリンを見つめるラムちゃん。回想シーンがこれまたゲロ甘っっっっ!!!あのよく分からない孤島での2人!またもやキス寸前シーン!2人ともめちゃくちゃ可愛いーーーーーっっっ!!!そっぽ向くダーリンにちょっときょとんとして、それから嬉しそうな笑顔で星を見上げるあのラムちゃんの超絶プリティーなコトと言ったら!ほんっとうに幸せそうですよねー。あぁ羨ましい!ラムちゃんになりたい。…しかし、あれって「回想」シーンなんですかね?あんなコトが2人の間にあったのだろうか。何かどっちかってーと、ラムちゃんの妄想っぽいような…。
 後に続くシーンがこれまたすっっっごいゲロ甘っぷり!あの、転びそうになったラムちゃんをダーリンが助けるシーン!!!うわー、もう思い出すだけでもどきどきです!
本当に回想かよ…妄想入ってるよ…。だって、またもや2人っきりで、ごくごく自然に歩いていて、なぜか何もない所(汗)でつまづいて、それをダーリンが片手と支えてしまう!!何て紳士的なのーっ!?ついでにファーストフードの袋をもう一方の手でナイスキャッチしてるのがちょっと格好いいし(笑)。このシーン大好きです。
 ラストの方の赤い糸だらけのダーリンに対してのラムちゃんの一言、「ダーリンの…バカ」、このっ、この「バカ」の言い方が深いですよねーーーーーっっっ!!文さんも何度も言い直したとかいう話がどこかに載っていたと思います。あぁ可愛い。
 ED曲「Remember My Love」がすごい好きです。中学生のとき、この歌詞をほぼ全部暗記しました(苦笑)。で、辞書で一生懸命調べて、独学で和訳しました。自分なりにあの歌詞の意味が分かったときにはとても嬉しかったです。歌詞の中の「no matter what〜」という構文が「例え〜であろうとも」という意味だということがそのときに分かったのですが、その後、学校の英語の授業でこの構文が出たときにはかなり感激しました。この構文は私、一生忘れないと思います。

★「うる星やつら4 Lum The Forever」
 絵が綺麗。土器手さんの絵が好きなんですよ〜。
 好きなシーンは、ラストですね!崩壊する町をバックに、ラムちゃんが歩いてくる。そしてダーリンに気づいて、華のような笑顔と弾む声で「ダーリン!」…ものすごい可愛い!あの絵は土器手さんだけでなく(?)、山崎監督の手が入っているというようなことを同人誌で読みました。言われてみると、あの瞳はそんな感じがする。どちらにしても、絶品。極上の笑顔です。スロー再生で何回も見ました。その少し前の、コタツネコから水をもらったあたる君が「桜…」と言いながら見上げる顔も好きvここもスロー再生。その後の、みんながあたる君をラムちゃんの所へ行くよう促すシーン、メガネさんの「二度と戻ってくんな!」が…(>_<)。 切ないですなぁ。
 サングラに、準備稿か何かが掲載されているんですが、その中のシーンで、良いところがあるんです。完成フィルムでは出てこない(涙)。始めの方の映画の撮影中の場面。あたる君が本番中にセットを倒しちゃってみんなから責められるのですが、
あたる君「えーい、黙れ!人間誰しも間違いはあるもんだ!…私は常に人間らしく
      ありたいのだ!
男子生徒「確かになぁ。間違いで子供作っとらんのが不思議なくらいじゃ。」
     というようなセリフのやり取りが…。(記憶のみで書いているので多少違うでしょうが、気にしないで下さい・苦笑) それと、ラムちゃんが日記を書いている場面。本篇では絵のみで、短いのですが、サングラの台本だとラムちゃんのナレーションが入って、日記の内容がはっきり分かるんです。その文章が、むちゃくちゃオトメチックで、本当に「どーしたのじゃ、ラム!!」って感じなんですが、実際にラムちゃんの声で聞いてみたかったです。だって「あたるさん」ですよ?!せめて「あたる君」にしてよ(^_^;) 可愛げがないじゃんか。
 そうそう、この映画は、ラムちゃんがいろんな格好をしているのも可愛かったですv
鬼姫の着物姿、ランニング姿(ポニーテールがv)、デート時の私服、冬のセーラー服、いつものトラジマビキニ、「町の記憶」の中の私服(でもこの服は好きでない…あのオーバーオールみたいなの)などなど。
 あ、もう1つ、好きなシーンを思い出した。映画の撮影の場面で、しのぶちゃんがラムちゃんのメイクをしているシーン、可愛いです!ちょこん≠ニ座るラムちゃんと「だめよ、じっとしてて!」ってちょっとプロ意識入ってるしのぶちゃん。可愛い〜vv

★「うる星やつら完結篇 ボーイ・ミーツ・ガール」
 原作の最終話の映画化。プロデューサーの意向から、原作に忠実に作られています。ので、ストーリーで特に思う所はないのですが。
 この映画を観て泣いたという感想をよく見るのですが、私は泣いたことがないです。何故だろう。ちょっと悲しい(;_;)
 好きなところは一杯あります。制服着ているラムちゃんの靴、ピンクのスニーカーって可愛いです(*^_^*) ラブリーラムちゃんっ(>_<)b☆ミ エンディングで、本篇ではカットされたらしいシーンがいくつか出てくるのですが、その中の、「部屋のカーテンをそっと開けて、夜空を見上げるダーリン」の顔がものすごい格好良いです!別人のようです!えと、歌の1番の「イヤなことはイヤと〜言えるかな?」って辺りです!要チ
ェック!結婚式場に乗り込んだ場面で、あたる君の顔が私好みに描かれているところがあったなぁvv クライマックスの屋根でのシーンはそりゃもう好き好きです!この映画の完全収録版CDをダビングして、車の中で時折聞いているのですが(笑)、このシーンをよく繰り返して聞いています。あたる君がい〜ですよね〜(*^。^*) も〜メロメロo(>_<)o
 ラストシーン、原作では2人だけの、声のトーンも恐らく2人だけに聞こえるくらいの、割と静かな感じなのですが、映画は違いましたね。オールキャストで。あたる君とラムちゃんの2人をみんなが追いかけてきて。2人も、みんなも笑顔で。んでもってあたる君のあの言葉の言い方が全然違いますよね。「いまわの際に言ってやる!」叫んでるのが、元気なのが、何とも…。初め見たとき違和感があったのですが、今はこの映画のラストの方が「うる星やつら」らしいと思います。いつまでも元気でいてほしいです。
 …でもねぇ。公開された直後、どっかのアニメ誌の投稿ページの感想文で知ったのですが(笑)、ラムちゃんのセリフは変えてはいけませんよねぇ。
原作「一生かけて言わせてみせるっちゃ」
アニメ「一生かけていわせてみせるっちゃ」
この違いは大きすぎるわ〜(汗)。私はもちろん原作の方を支持します。

★「いつだってマイ・ダーリン」
 この作品が好きな人には済みません。
 絵が好きではないです(汗)。話も好きではないです(滝汗)。あたる君、格好良いところ無いし。ラムちゃんの、何だか自分を責めてるのがイヤ。ルピカと空中戦やってるとき「みんなうちが悪いっちゃ」みたいなことをくどくど言ってましたが、私はあーゆう言葉は好きではない(>_<) ラムちゃんはどちらかというと、かなり自己中で、自分の都合の良い方に前向きに考える娘だというのが、私のイメージです。
 ヘンに健気ぶるより、むしろ全編通して徹底的にドタバタしてくれた方が良かったです。