ぎゃあああああああああああああああーーーーーーーっっっっっっっっ///////
もう、どーしましょう?!
鼻血が止まりませんよ?!
だってこれって青●(爆)ですよねぇ?!
屋外??!
もしかして学校の裏庭とか!しかも夜ですよ?!夜!!
小夜さんのお言葉は…


回転させるだけで、なぜか雰囲気がこんなに変化!
というか、なぜ野外!?(笑)何故暗いグラデを入れる!?
ちょっとあたるの眉を「困り眉」にし、紅潮させてみました。
口も変えています。
いや、なんか普通だと面白くないなぁ、と思いまして。
どうぞ好きな台詞を入れて、存分にお楽しみください(笑)


…とのことですよ!
これはアテレコ大会を開催しなければなりません。
特別ゲストに古川さんと平野さんを呼ばなくては。
…あぁすみません(>_<)、取り乱してしまいました。
しかし、1枚の絵からこんな風にいろいろ加工できるってのはCGの強みですね。
手描きではできない。
文明の利器はすごいです。

…うふふふvv ←怖っ
ちょっと妄想しちゃったので、今度この絵に小話つけてもいいですか??

小夜さん、鼻血イラストをありがとうございましたーーーーーー(*_*) ←目を回してる・汗


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…小話、作ってみました。
てへっ(^_-)v ←殴

※小夜さんのこの絵を元ネタにしているので、アレなシーンが多少有り。
苦手な人は読まないで下さい。



「ちくしょう、温泉の奴〜!」
「ダーリンが宿題のノートを忘れてくるから悪いんだっちゃ!」
「うるさいっ!何が悲しゅうてこんのくそ寒い夜にわざわざ学校行かにゃならんのだ。」
「だからダーリンが宿題のノートを…」
「え〜い、うるさーいっ!」
「んもぅ!」

あたるとラムは冬真っ只中の夜に、学校へ向かって歩いていた。
「明日提出できんかったら、落第させるからな!」と言われていた課題のノートを
学校の机の中に置いてきてしまったのだ。
なんせ20ページ分だから、明日の朝登校してから写しても間に合わない。
「あ〜寒っ!」
いつまでもぶつぶつ文句を言いつづけるあたるを横目に、
ラムは笑みさえ浮かべてあたるのお供をしている。

「…よっ…と。」
校門はがっちりと閉まっているので、あたるは裏庭のフェンスの破れた所から
学校の敷地内に入った。
…ラムは飛べるのでどこからでも構わないのだが。
「ふ〜ん、こんな所に抜け道があるなんて知らなかったっちゃ。」
「誰にも言うなよ。ここは俺だけじゃなくメガネたちも愛用しておるのだからな。」
「分かったっちゃ。」
何故か声を小さくして話す2人。
近くに誰もいないのは明らかなのに、
心のどこかで「見つかったら」などと思ってしまう。
「ねぇ、ダーリン。」
「何だ?」
「何か探検ごっこみたいで楽しいっちゃね!」
「…ば〜か。」
そう言うあたるの顔もにやりと笑っている。

2人は校舎に向かった。
あたるが美術室のガラス戸の前に立ち、戸をがたがたと上下に揺らす。
すると、ゆるく引っかかっていた鍵が少しずつ動いて、カチリと開いてしまった。
「行くぞ。」
後ろを振り返り、得意げな顔でラムに合図をする。
「うん!」
ラムはわくわくしっ放しだ。

階段を上って2年4組の教室へやってきた。
そろそろと戸を開け、あたるは自分の机の中から課題のノートを取り出した。
「あった、あった。」
ノートをしっかと手に持って、
「ラム、帰るぞ。」
ラムの方へ視線を向けた。

「……」
ラムは窓の外を見ていた。
今夜は満月のようで、丸い月がくっきりと浮かんでいるのが見える。
「きれいだっちゃー…。」
ラムはうっとりとした表情で月を眺めた。
「ほー、満月かぁ。」
あたるもラムの隣に立って少しの間、月を見る。

「おい、もう行くぞ。」
あたるが廊下に出て行こうとしているのに気がついて、
「あ、ダーリン、待って!」
ラムは急いで飛んでいった。

美術室から外に出て、裏庭に向かう。
2人の吐く息は真っ白だ。
「うわぁ…ダーリン、見てー…」
ラムがあたるの制服の袖を軽く引いて、呼び止めた。
「あん?」
歩きながらあたるもラムの視線の先を見た。

それは夜空に広がる満点の星々。
オリオンの三ツ星、シリウス、ベガ、北斗七星、北極星。
今夜はとてもいい天気で、星の瞬きがどれも美しく見える。
今にも降ってきそうなその輝きにラムもあたるも目を奪われた。

と、その時。
ゴンッ!
「いてっっ!!!」
ものすごい音とあたるの悲鳴がした。
「ダーリンッ!」
上ばかり向いて歩いていたあたるは、
目の前の大木に思い切りぶつかってコケてしまった。
ラムは目を回して倒れているあたるの傍に駆け寄った。
「ダーリン、大丈夫け?!しっかりするっちゃ!
こんなことで死んだりしたら恥ずかしいっちゃよ!!」
愛しいダーリンの体を必死に揺さぶるラム。
ずきずきと痛む頭をがくんがくんと揺り動かされ、あたるは当然意識を取り戻した。
「だあああああああっっっ、やめんかいっ、おのれわわわわわっっっ!!!!」
「あ、ダーリン、気がついたっちゃね!よかったっちゃあvv」
ラムの目には涙が浮かんでいた。
「これくらいで死んでたまるか。」
死にはしないがまだ相当頭が痛い。
あたるはすぐには起き上がれず、仰向けになったままだ。
「…ほんと、きれいだな…。」
あたるはそのまま夜空を見上げた。
「うん…。」
ラムが答えた。

少しして、あたるが上半身をゆっくり起こした。
「あ〜痛かった。さて、もう帰るぞ。
ますます寒くなってきたわい。」
「…ダーリン。」
「何だよ。さっさと帰るぞ。」
木にぶつかって赤くなったところをさすりながらぶっきらぼうに言う。
「ロマンチックだっちゃね…。」
そう呟くラムの顔は月明かりに照らされて白く輝いて見える。
そして、ゆっくりとあたるの方を向いた。
「ねぇ、ダーリン…。」
「な、何だよ…。」
振り向いたラムの、妙に官能的な表情にどきりとする。

「しよう。」
「は?」
「しよう。」
「だから、何を??」
「えっち。」
「…はぁ?!」

突然のラムの物言いに呆然とするあたる。
一方ラムはあたるににじり寄ってくる。
「ね、いいでしょ、ダーリン?」
身体を密着させ、首に両腕を回し、あたるの顔を上目遣いに覗き込む。
「う…っ。」
ラムの誘うような仕草に頭がくらくらする。
あたるの両手がまるで催眠術にでもかかったかのように
のろのろとラムの肩に置かれた。
そして、

「ば、馬鹿か、お前は!
こんな夜の夜中に、外だぞ、外!しかも学校の中だぞ!」
そう叫んで顔をそむけ、ラムの肩をぐいっと押して、ラムの身体を離そうとする。
「きゃっ。」
ラムは驚いた拍子に両腕を解いてしまった。
「やだぁ、うち、今すっごくそーいう気分なんだっちゃ!」
ラムが首を横に振ってだだをこねる。
そしてあたるに飛びついて、胸に顔を埋めた。
「ね、ね、いーでしょ、ダーリン?」
「俺は嫌だ!」
「ダーリンはこんなロマンチックな状況で、何とも思わないのけ?!」
「こんな寒空の下で思うか、あほーーっ!」
全く意見の合わない2人。
「〜〜〜とにかく、うちは今とってもいい気分なんだっちゃ!」
「ワケの分からんことをー…っっんぅ!!」
「しーーーーーーっ!そんなに叫んだら、人に見つかってしまうっちゃ!」
「う、…ぐっ…!!」
ラムがあたるの上に乗り、両手で思い切りあたるの口を塞いだのだ。
「…人が来てもいいのけ?」
にっこりと微笑むラム。
「〜〜〜っっっ///////」
言い返せないあたる。
「大きな声を出して、竜之介たちに聞こえたら恥ずかしいっちゃ。」
ぽっと赤く染まる頬を両手でそっと覆う。
それからあたるの体の上に完全に馬乗りになる。
「だから、ガマンしてね、ダーリンv」

あたるを下に見下ろし、ラムが顔を近づけていく。
あたるが顔を背けるのを両手で無理やり戻して唇を奪った。
長いキスのあと、慣れた様子で耳へ首筋へと口付けを落としていく。
あたるの制服のボタンに手をかけたところで、ラムはふと手を止めた。
「寒いだろうから、今日は全部は脱がない方がいいっちゃねv」
ラムの親切なお言葉にあたるはむっとしたまま答えた。
「知るか。」
そしてまたぷいっと顔を背けてしまった。
そんなあたるの様子にもラムは慣れた様子で、ふふっと笑って行為を再開した。





「…っ、ん…ぅ…」
竜之介のいる購買部はここからは随分離れていて、声など聞こえるはずがない。
それなのにラムはわざと、あたるの口を手で塞いでいた。
あたるはぼうっとしてそんなことには気づかないでいる。



少しして、ラムが紅潮した顔を上げてあたるの顔を覗き込んだ。
あたるはぼんやりと視界に映るラムの顔に気づいて、何か言おうとするが
口を塞がれているのと感覚が侵されているのとでうまくしゃべることができない。
「ダーリン、……たい?」
あたるの耳元に唇をつけて、囁いた。
あたるがこくりと頷く。
ラムはふふっと笑って体を起こした。
「ダーリン、上にくるっちゃ?」
「……。」
あたるは答えないまま、自分も上体を起こし、ラムにのしかかろうとした。
ラムがあたるの動きに合わせて草の上に横たわろうとすると、
あたるは制服の上着を脱いで、ラムの下に敷いてやった。
「…俺は服着てるからいーけど…、お前、地面に寝るの嫌だろ。」
あたるの言葉に、ラムはぱぁっと表情を輝かせた。
「ありがと、ダーリン!」
ラムはあたるの制服にゆっくりと背中をつけて横たわった。
ラムの身体の両側にあたるが手をつき、ラムを見下ろす格好になる。
「…あったかいっちゃ。」
背中から伝わるあたるの体温を感じて、ラムは嬉しそうに呟いた。






翌日。
「よーし、今日は誰1人、宿題を忘れなかったな!
お前らもやればできるじゃないか!」
温泉が満面の笑みを浮かべてがははははと笑う。
教室中に響く温泉の笑い声に、2年4組の生徒たちはしかめっ面だ。

「はーーっくしょんっっ!!」

あたるの大きなくしゃみが温泉の笑い声を止めた。
「な、何だ、諸星、風邪か?」
「…ちょっとな。」
あたるがずずっと鼻をすする。
あたるの様子に、始めは怪訝そうな顔をした温泉が、
何かひらめいてぽんと両手を打った。
「そーかぁ、諸星!お前ってやつはそんなに昨日がんばったのかぁ!」
「へ?!」
な、何でコイツが昨夜のことを知っとるんだ?!
あたるは心底あせった。
「そんな、風邪を引くまでがんばって宿題をやってきたのかぁ!」
ばしばしとあたるの背中をたたいて誉めた。
ち、違うわいっ!と心の中で空しく叫ぶあたるを、
ラムはくすくす笑いながら見ていた。


(終)



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