自分が描いた漫画を、段階ごとにスキャナで取り込んで展示してみました。
興味のある人は見てみてください。
@下書き |
A文字書き、枠線引き 台詞や書き文字、枠線をペンで書きます。 台詞、ふきだし…PILOT DRAWING PENの0.1 書き文字…ZEBRA マッキー 油性ペン 枠線…PILOT LETTERING PENの1.0 |
Bペン入れ(主線) 絵の主線を全てペン入れします。 インク⇒IC コミックスーパーブラック(漫画用インク。速乾、耐水性) Gペン…顔、体、服等の輪郭、アップの目、テーブルや椅子など。 丸ペン…髪、アクセサリー、背景、顔の部品など。 ティッシュ…手の下に敷いて、インクをこすらないようにする。 ペン先についたインクをふき取る。 水…インクのついたペン先を洗う。 |
C消しゴムかけ 消しゴムで下書きを消します。 |
Dペン入れ 細かい部分にペン入れしたりベタ(黒く塗りつぶす)をしたりします。 瞳…丸ペン、Gペン 弁天の鎖、ひじ当て…Gペン ゆりかごのガラスケース…丸ペン、定規 効果線(このページには無)…丸ペン、定規 |
Eベタ 髪と黒背景、トラジマ模様を塗ります。 面相筆、インク…大きいコマの髪やトラジマ、黒背景 筆ペン…小さいコマの髪やトラジマ 筆ペンの方が使いやすいのですが、ペンのインクはすぐになくなってしまうので、できそうなところは面相筆で塗っています。でも失敗する。 |
F点描などの効果を入れる 1ページ目はちょっぴりしかないので別ページを載せました。 私はゲロ甘漫画ばかり描くので、点描をいっぱい描きます。トーンが売 っていますが、ゲロ甘スキーとしては点描とカケアミくらいは手描きで… というこだわりがあります(^_^;) 他、全体の白黒のバランスを見て、下書きにはなかったものを書き加えていきます。このページだと、ランちゃんの服の水玉模様と2コマ目の背景を入れました。 点描、アミカケ、背景…丸ペン 服の水玉模様…マッキー 丸ペンの先は使っているうちにすぐ太くなってしまいます。今回は点描のときにペン先を新しいものに付け替えました。人によっては1ページごとに替えることもあるとか…。メーカーによりますが、今回使っている丸ペン先は1本100円です。…高いよね? |
Gホワイト 漫画修正インクと面相筆で、はみ出した線を消したり、輪郭線を少し消して「光」のような雰囲気を出したりします。この画像ではほとんど分かりませんが、弁天の右腕やトラジマ模様を修正しました。2コマ目のラムちゃんの目や顔の輪郭にちょっと光を入れています。最終ページではベタにホワイトで点々を入れて星空にしました。 |
Hトーン スクリーントーンを貼ります。メーカーにこだわりはないのでいろんなメーカーのものをごちゃ混ぜに使っています。切ったり削ったりするのには普通のカッターナイフを使っています。トーンナイフというトーン専用のものも市販されています。このページではタイトルに貼っただけです(^_^;) もともと私はあまり貼りません。背景の効果に使うことがほとんどです。ラムちゃんの髪も貼りません。 |
I仕上げ 最後に、下書きの消し忘れや修正のし忘れがないか、もう少し手を加えた方がいいところはないか等見直しをします。OKなら、最後の最後に、最終ページに「終」の文字と完成日を書き入れて完成! |
完成した後は、もう満足感でいっぱいです(笑)。自分としてはよく頑張ったので、自分のできる限りの技術で頑張ったので、 自分で自分を誉めています。「馬鹿なヤツ」と思われても結構♪ 手を抜いてないんだもん、一生懸命描いたんだもん(*^_^*) 嬉しくて嬉しくて何度も見返します。そして名残惜しいけど、封筒に丁寧に入れて封をします。 |